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山椒の花2021年04月23日

山椒の花
山椒は、生薬名蜀椒といい
山にある椒という意味

本朝食鑑によると、
「凡そ椒は、もともと但州(兵庫県但馬)の朝倉より丹州(丹波)に移したもので丹産もやはり一般に朝倉(朝倉山椒)といわれる。

蜀椒は、熱性刺激剤、健胃駆風解凝駆虫剤として、能く下焦の虚寒を温め、経を通じる。並びに汗を発し、寒を散じ、咳嗽を治し、胃を暖め、湿を燥かし、食を消し、脹を除く。心腹冷痛、吐瀉、瘀痢、痰飲、水腫を治し、経を通じ、瘀を安し、魚中の毒、軽粉の毒を解す。

蜀椒は、大建中湯に配合される君薬

だれも見向きもしないだろう近所の道沿いの山裾に地味ながらしっかりと花をつけ実をつける準備をしている・・・・・