アケビ酒 ― 2023年10月20日
男料理のキャッチボール ― 2023年05月08日
上郡町逍遥~ガマズミの実 ― 2022年10月16日
収穫の秋 ― 2022年10月15日
秋空の下
地元岩木地区の稲刈りが始まる
キヌヒカリ、ヒノヒカリ、きぬむすめなどが収穫されている。
今年も我が家は、この岩木産の新米をいただく
飯(めし)
気味:甘温 主治:五臓を補し、気血を益し、百病を治し、人間に一日もなくてはならなぬものである(本朝食鑑)
地元岩木地区の稲刈りが始まる
キヌヒカリ、ヒノヒカリ、きぬむすめなどが収穫されている。
今年も我が家は、この岩木産の新米をいただく
飯(めし)
気味:甘温 主治:五臓を補し、気血を益し、百病を治し、人間に一日もなくてはならなぬものである(本朝食鑑)
日本のご馳走 ― 2022年10月02日
天ざるそば 三日月 ― 2022年09月28日
先日久しぶりに味わいの里三日月で美味しいおそばをいただいた。
天ざるそばを注文
蕎麦は、縄文時代から食べられていたことが分かっており、今のような蕎麦切りは江戸時代初期に確立したようだ。
江戸前の四天王と言えば、蕎麦、鰻、天ぷら、寿司
その時代、蕎麦や天ぷらは屋台で売られており、ある客がどちらも食べたいと思い、かけそばに天ぷらを乗せて食べたところ、うまいと言って広まったらしい。
味わいの里の蕎麦は、先ず、鮫皮おろしでワサビをおろすところから
のの字にすりおろすとツンと鼻に抜けるワサビの爽やかな香りがたまらない。
生本わさびは、汁に入れてしまうと香りと辛味が薄れるので、その都度蕎麦麺につけていただく。
麺は、きりっとしまった麺で歯ごたえもよく、蕎麦の香りが広がり、のどにつるっと滑り込む食感がいい。
また、蕎麦湯をポットであらかじめ出してもらえるので、タイミングよく蕎麦湯もいただける。
蕎麦は本草綱目によると
気味:甘平寒にして無毒
主治:腸胃を寛し、気力を益し、精神を續き、能く五臓の滓穢を練る
五臓の滓穢を取ることから、本草綱目に「一年の沈積が腸、胃に在るには、これを食べればやはり消し去る」記されており、胃腸の大掃除に大晦日に飛べるようになったという説も
蕎麦を食べ終わると蕎麦湯を飲むということは現代の栄養学からも理にかなっており、今注目のルチンは水溶性なので茹でた湯の中に溶け込んでいる。それを飲むという先人の叡智には感服する。
本朝食鑑にも蕎麦湯について
「蕎麦を食べた後に、この湯を飲まねば必ず中傷される」
「たとえ多食して飽脹しても、この湯を飲むと害はない」とある
また、蕎麦は低GI値食品で糖尿病や生活習慣病が気になる人にはお勧めの食材。
何と言っても味わいの里三日月は、佐用町特産の蕎麦を使い、生本わさびが提供される。大抵は、ホースラディッシュを着色した物が多い。
【ワサビ】 アブラナ科の多年草で日本特産の香辛料
気味:辛温
主治:鬱を散らし、汗を発し、風を逐い、湿を滲みだし、積を消し、痞を消す。魚鳥の毒を解し、蕎麦の毒を殺す。
まさに辛温の気剤の特徴的な働きを網羅している。
蕎麦は、毒気はないが多分、気が寒で体を冷やすので辛温のワサビがその寒を相殺する意だと思う
ワサビの根茎には配糖体シニグリンが含まれ、すりおろし細かく細胞が壊れると共存している酵素ミロシナーゼによって加水分解されアリルイソチオシアネートという辛味成分に変化する。それには鮫皮おろしが最適で、おろすときめ細やかでクリーミーで香り高いワサビとなる。
もうすぐすると新蕎麦のシーズン到来、楽しみである。
蕎麦茶(佐用町特産)を使った薬膳粥はこちら 日々塩梅
天ざるそばを注文
蕎麦は、縄文時代から食べられていたことが分かっており、今のような蕎麦切りは江戸時代初期に確立したようだ。
江戸前の四天王と言えば、蕎麦、鰻、天ぷら、寿司
その時代、蕎麦や天ぷらは屋台で売られており、ある客がどちらも食べたいと思い、かけそばに天ぷらを乗せて食べたところ、うまいと言って広まったらしい。
味わいの里の蕎麦は、先ず、鮫皮おろしでワサビをおろすところから
のの字にすりおろすとツンと鼻に抜けるワサビの爽やかな香りがたまらない。
生本わさびは、汁に入れてしまうと香りと辛味が薄れるので、その都度蕎麦麺につけていただく。
麺は、きりっとしまった麺で歯ごたえもよく、蕎麦の香りが広がり、のどにつるっと滑り込む食感がいい。
また、蕎麦湯をポットであらかじめ出してもらえるので、タイミングよく蕎麦湯もいただける。
蕎麦は本草綱目によると
気味:甘平寒にして無毒
主治:腸胃を寛し、気力を益し、精神を續き、能く五臓の滓穢を練る
五臓の滓穢を取ることから、本草綱目に「一年の沈積が腸、胃に在るには、これを食べればやはり消し去る」記されており、胃腸の大掃除に大晦日に飛べるようになったという説も
蕎麦を食べ終わると蕎麦湯を飲むということは現代の栄養学からも理にかなっており、今注目のルチンは水溶性なので茹でた湯の中に溶け込んでいる。それを飲むという先人の叡智には感服する。
本朝食鑑にも蕎麦湯について
「蕎麦を食べた後に、この湯を飲まねば必ず中傷される」
「たとえ多食して飽脹しても、この湯を飲むと害はない」とある
また、蕎麦は低GI値食品で糖尿病や生活習慣病が気になる人にはお勧めの食材。
何と言っても味わいの里三日月は、佐用町特産の蕎麦を使い、生本わさびが提供される。大抵は、ホースラディッシュを着色した物が多い。
【ワサビ】 アブラナ科の多年草で日本特産の香辛料
気味:辛温
主治:鬱を散らし、汗を発し、風を逐い、湿を滲みだし、積を消し、痞を消す。魚鳥の毒を解し、蕎麦の毒を殺す。
まさに辛温の気剤の特徴的な働きを網羅している。
蕎麦は、毒気はないが多分、気が寒で体を冷やすので辛温のワサビがその寒を相殺する意だと思う
ワサビの根茎には配糖体シニグリンが含まれ、すりおろし細かく細胞が壊れると共存している酵素ミロシナーゼによって加水分解されアリルイソチオシアネートという辛味成分に変化する。それには鮫皮おろしが最適で、おろすときめ細やかでクリーミーで香り高いワサビとなる。
もうすぐすると新蕎麦のシーズン到来、楽しみである。
蕎麦茶(佐用町特産)を使った薬膳粥はこちら 日々塩梅
上郡町逍遥~彼岸花 ― 2022年09月25日
梅ジュースをいただく ― 2022年07月31日
さくらんぼをいただく ― 2022年05月12日
いただいたさくらんぼで感謝を込めさっそくジャムづくり
本草綱目の「桜桃」には
時珍曰く、一枝に数十顆の子を結び、三月に熟するが、その時には見張りを厳にする必要がある。見張らねば鳥が一つ残さず食べてしまうものだ。鹽(塩)蔵、蜜煎していずれもよし。
これにならい、ジャムとする。
気味:甘く熱、濇にして無毒
主治:中を調え、脾気を益し、人をして顔色を好からしめ、志を美ならしめる
さくらんぼジャムのブログはこちらへ さくらんぼジャム(薬膳ブログ)
本草綱目の「桜桃」には
時珍曰く、一枝に数十顆の子を結び、三月に熟するが、その時には見張りを厳にする必要がある。見張らねば鳥が一つ残さず食べてしまうものだ。鹽(塩)蔵、蜜煎していずれもよし。
これにならい、ジャムとする。
気味:甘く熱、濇にして無毒
主治:中を調え、脾気を益し、人をして顔色を好からしめ、志を美ならしめる
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