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とんど2025年01月12日

とんど
小正月になると行われる地域の伝統行事

時代と共に段々と見られなくなってきた
上郡町岩木 船谷

上郡町逍遥~キカラスウリ2024年07月04日

キカラスウリ
早朝散歩道、河原の草むらにキカラスウリの花

漢方薬に用いられる重要な生薬
根は、栝樓根、種は栝樓仁としてそれぞれ漢方薬に用いられる
栝樓根 苦寒 血剤
<神農本草経>「味苦寒、消渇、身熱、煩満、大熱を主る。虚を補し、中を安じ、絶傷を除く」
配合処方
柴胡桂枝乾姜湯(傷寒金匱)
柴胡清肝湯(一貫堂)
滋陰降下湯(寿世保元)
栝樓仁 苦寒 血剤

<本草綱目>「肺燥を潤し、火を降ろし、咳嗽を治し、痰結をあらい、咽喉を利し、消渇を止め、大腸を利し、癰腫瘡毒を消す」(時珍)
配合処方
小陥胸湯(傷傷寒)
柴陥湯(本朝経験)

今日の紫陽花②2024年06月30日

ガクアジサイ ピンク
漢方芍薬堂のガーデニング日記

ガクアジサイ ピンク

クチナシ八重咲2024年06月15日

クチナシ八重咲き
漢方芍薬堂のガーデニング日記

クチナシ八重の一番咲き

八重咲は結実せず薬用にはならない
薬用部分は果実

ちなみに薬用になるのは一重咲きのクチナシ(山梔子)
果実にビリルビン上昇を抑制し黄疸に効果を発揮する

吉益東洞の薬徴には
「心煩を主治する他、傍ら発黄を治す」

配合処方は多く
茵陳蒿湯、梔子柏皮湯、黄連解毒湯、辛夷清肺湯、温清飲、
清上防風湯、滋腎明目湯、荊芥連翹湯、加味帰脾湯、
柴胡清肝湯、竜胆瀉肝湯、柴胡疎肝湯、加味逍遥散、五淋散など

紫陽花 ひな祭り 青2024年06月14日

紫陽花 ひな祭り 青
漢方芍薬堂のガーデニング日記

様々な色合いを楽しませてくれる「ひな祭り」

ガクアジサイ2024年06月13日

ガクアジサイ ピンク
漢方芍薬堂のガーデニング日記
八重のガクアジサイ ピンク

上郡町逍遥~タラヨウ2024年05月30日

タラヨウ
朝の散歩道

大避神社境内に植えられたソヨゴ

葉の裏面に字を書くことができ、ハガキの語源ととも云われる

上郡町逍遥~雁皮の花2024年05月24日

雁皮の花
漢方芍薬堂の店近くに自生する
雁皮の花

高級和紙(雁皮紙)の原料

漢方芍薬堂のスカボローフェア・ハーブ2024年05月04日

漢方芍薬堂のスカボロ=フェア・ハーブ
漢方芍薬堂のガーデニング日記

サイモンとガーファンクルの歌
「スカボローフェア」に登場する 4種のハーブ
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
自家栽培
セージ
ローズマリー
タイム



香りのあるものは魔除けになるということから歌詞に入っているらしい
香りが邪鬼を祓う効果があるとされるのは洋の東西を問わない。
正倉院にも収蔵されている「えび香」が最たるもので匂袋の最高峰。
邪鬼(邪気)を祓い、気のめぐりを良くし、防虫する

その主たる生薬は「麝香」
公益本草大成(岡本一包 1698年)には
「竅を通じ、経を開き、骨に透り、鬼邪を殺し」とある

芍薬咲き始め 金しべ咲き2024年05月04日

芍薬 金しべ咲き
漢方芍薬堂のガーデニング日記

昨年に比べ一週間遅く
咲き始める

まず最初は、金しべ咲き
一重の芍薬

日本では観賞用芍薬が安土桃山時代から栽培が始まり、江戸時代には各地で育成された。主に一重の芍薬が好まれた。
ヨーロッパには、1712年に中国の栽培品が「Saku Yaku」の名で紹介され、その後アメリカで数多くの品種改良がされた。

薬用芍薬は、室町時代から栽培され、生薬としての修治にはコツがあり、それに優れていたのが吉野地方で、大和芍薬として生産され、最高品質の芍薬として用いられた。 漢方に配合される芍薬は、配合量が処方により2倍、3倍と他の生薬に比べ幅が広く、太陽病の桂枝湯、少陽病の柴胡桂枝湯、太陰病の桂枝加芍薬湯、少陰病の真武湯と病位の幅も広いのが特徴。