漢方芍薬堂の近くに咲く合歓の花
薬用部位:樹皮
気味:甘し平にして毒なし
主治:五臓を安じ、心志を和し、人をして歓楽して、憂なからしめる。
久しく服すれば身を軽くし目を明らかに欲する所を得る(神農本草経)
「血を和し腫を消し痛を止める」(李時珍)
「植物志に此木を庭に植えれば人の怒りを除き、~葉の若きときは、ゆびきして食うべし。五臓を安んじ心志を和らげ、喜び楽しんで憂なからしむよし」(貝原益軒・花譜 中巻 五月)
民間的には、鎮痛、鎮静、強壮、利尿、駆虫薬として、不眠、腰痛、関節痛、捻挫などに用いられる(牧野富太郎)
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