散歩道、あちこち見かける金銀花
最初は、白色の花弁が咲き、2~3日すると黄色の花へと変化する。
白色と黄色の二色を金銀になぞらえ金銀花と呼ばれる。
漢方薬では、茎葉を「忍冬」として、蕾を「金銀花」として 解熱、解毒、消炎、利尿目的で使います。
【薬味薬性】
忍冬:甘温 水剤
金銀花:辛平 水剤
ともに同じ効能を目的に漢方薬に配合される。
【名医別録】には
「味甘にして温、無毒、寒熱による身腫を主治する。久しく服すれば身を軽くして年を長くし年齢を益する」とあり
忍冬を配合した処方には、紫根牡蛎湯、治頭瘡一方など
金銀花を配合した処方には、荊防敗毒散、千金内托散、五物解毒湯などがある。
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