雨に濡れる八重クチナシ2020年07月03日

ヤエクチナシ
梅雨の長雨に濡れる八重クチナシ

八重咲は見栄えよい反面結実しないので 薬用として梔子は採れない

長雨に負けないで真っ白に咲いておくれ

夏の赤 ヤマモモとトマト2020年07月02日

ヤマモモとトマト
梅雨の晴れ間
素敵なご夫婦がご来訪下さった

梅雨の終わりごろから夏にかけて 丸くて赤い実を結ぶヤマモモ
特別に甘く美味しい真っ赤な完熟トマト

「新鮮なうちにどうぞ」と またまたたくさんのお裾分けをいただいた
真心にただただ感謝!

昔あったキャンディのようなポップな果実
生で食べると野生的な酸味が口の中に広がる
ご夫婦のやさしい笑顔とはずむ会話の余韻の中
心弾ませて新鮮なうちにさっそく真心を薬酒にした

ヤマモモは常緑高木で大気汚染、乾燥などにも強いため街路樹としてよく植えられています。
木が丈夫なのは、根粒菌を共生させているからだとされます。

ヤマモモの樹皮を生薬名「楊梅皮」といい
利尿、心臓病、腎臓病、高血圧に用いられた
果実は、フラボノイドのミリシトリン、有機酸のりんご酸、シュウ酸、クエン酸、アントシアニジンの配糖体などの成分を含み夏の弱った胃腸や疲労回復に役立つ

楊梅皮はタンニンを多く含むため、昔は漁網の強度を強める染料として使用していた。漁師が豊漁を願って植林したとの記録もあり、現在の山の植林が豊かな海を作るというさきがけかもしれません。

キキョウとミツバチ2020年07月01日

キキョウとミツバチ
「紫のふっとふくらむ キキョウかな」 子規

英名でBallooon fiower

とまさに蕾の状況が風船のように膨らんで
ぱっと開花する姿が目に浮かびます

ミツバチでしょうか花粉もしっかりと蓄え蜜を吸っています。

漢方芍薬堂の庭で撮影

当帰 すくすくと成長2020年06月24日

当帰
種まきして約2か月
すくすくと育っています
当帰らしい葉っぱになってきました

薬性提要には
「味甘温、血を補い、燥を潤し、内寒(内臓の冷え)を散じ、諸瘡瘍を主る」とある
当帰は、経脈を温めて血を補い気血を調和する力がある

薬性提要は、徳川11代将軍 徳川家斉に侍医を務めた多紀元簡が著したもの

キキョウ一番咲き2020年06月21日

キキョウ
今年一番目のキキョウの花
キキョウの根は重要な漢方生薬

吉益東洞「薬徴」には
桔梗 「濁唾腫膿を主治する」とあり
去痰作用、排膿作用の主薬で多くの処方に配合されている

秋の七草の一つ
清楚ですっきりとした花姿が美しい

コリアンダーの花2020年06月19日

コリアンダーの花
コリアンダー

和名「コエンドロ」
かつては胡荽(こすい)・香菜と呼ばれ、 最近ではもっぱらパクチーの名が通っている
葉は、独特の香り(臭気?)があり タイ料理や中華料理に使われ、好みの分かれる香り

しかし、種子は、スパイスのコリアンダー
香りは、レモンに似た柑橘系のスパイシーな香りで スパイシーカレーには欠かせない

本草綱目には
葉  気味:辛温
   主治:穀物を消化し、五臓を治し、不足を補し、大小腸を利し少腹の気を通じ、四肢の熱を抜き頭痛を止め~云々

子  気味:辛酸平
   主治:穀を消し、食を能くする

路傍のクチナシ2020年06月18日

クチナシの花
散歩の途中に出会ったクチナシの花
漢方芍薬堂の庭にも咲くが
野生のクチナシも梅雨の合間の青空に向かって 元気いっぱい咲いている
自然に順応する姿は人の養生にも言えること
自然から学ぶことは殊の外多い

山梔子
薬味薬性:苦寒 血剤
果実を生薬とする
利胆、解熱、止血、消炎、鎮痛作用などがあり
茵蔯高湯、黄連解毒湯、辛夷清肺湯、滋腎明目湯など多くの処方に配合される

天然色素として、栗きんとん、沢庵漬などに色付けに用いられる

金銀花2020年06月17日

金銀花
梅雨入り前に出会った金銀花
初夏に白色の花が咲き2~3日すると黄色の花へと変わり。
金と銀が織りなすことから名づけられた。

漢方薬では、茎葉を「忍冬」として、蕾を「金銀花」として
解熱、消炎、利尿目的で使います。

忍冬を配合した処方には
紫根牡蛎湯、治頭瘡一方など
金銀花を配合した処方には
荊防敗毒散、千金内托散などがある。

スノークイーン クレマチス2020年05月28日

スノークイーン クレマチス
クレマチス スノークイーンが咲き始めました

クレマチスは、江戸時代(1661~1672)
観賞用として渡来し栽培されるようになる
民間薬として神経痛、リウマチ、痛風、筋肉痛 などに使われていた

クレマチスの仲間には、漢方薬として使われている
シナボタンヅル(仙人草)がある
生薬名は「威霊仙」
疎経活血湯に配合されている

当帰の発芽2020年05月24日

大和当帰
今年は大和当帰の種をまきました、当帰葉が一葉出たところ

漢方では、婦人薬の代表的生薬で、温性の血剤として生理不順、生理痛や貧血、鎮静、強壮薬として漢方処方に配合される。

江戸時代から各地で栽培が始まり中でも大和当帰(大深当帰)が良品とされる。昔は各地で栽培された当帰が中国へも輸出されていた。

【当帰の名の由来】
「婦人病のため主人に家出された婦人が、裏山に自生するこの薬草を服用し続けたところ、健康と美貌を快復し、その噂を聞いてめでたく夫が帰ってきた「夫、当に帰る」という故事による

今から成長が楽しみ