上郡町逍遥 小坊主弟切草 ― 2022年06月09日
ご近所を散歩中に畑の一角に咲く小坊主弟切草を発見。
ヨーロッパ、西アジア原産のヒペリカム(Hypericum)
園芸種は、一般的にヒペリカムと呼ばれているが、在来種弟切草の仲間、セントジョンズワート(西洋オトギリソウ)もその仲間。
さてさて、弟切草とは変わった名前であるが、この名の由来については、江戸時代中期に編纂された「和漢三才図会」に
「花山院の朝(平安時代)に鷹飼あり、晴頼と名づく。其の業に精(くわ)しきこと神に入る。鷹が傷を被ることあれば草をもみて之をつくれば則ち愈ゆ。人がその草の名を乞い問えども、これを秘して言はず。然るに家に弟あり。密かに之をもらす。晴頼、大いに忿(いか)り之を刃傷す。これにより鷹の良薬たることを知り、弟切草と名づく。」とある
なんとも物騒な名の由来である。
オトギリソウは生薬名「小連翹」
現在でも流通しており、止血、打ち身、腫れ物には外用し、鎮痛、生理不順には煎じて飲む民間的な利用がある。
ヨーロッパ、西アジア原産のヒペリカム(Hypericum)
園芸種は、一般的にヒペリカムと呼ばれているが、在来種弟切草の仲間、セントジョンズワート(西洋オトギリソウ)もその仲間。
さてさて、弟切草とは変わった名前であるが、この名の由来については、江戸時代中期に編纂された「和漢三才図会」に
「花山院の朝(平安時代)に鷹飼あり、晴頼と名づく。其の業に精(くわ)しきこと神に入る。鷹が傷を被ることあれば草をもみて之をつくれば則ち愈ゆ。人がその草の名を乞い問えども、これを秘して言はず。然るに家に弟あり。密かに之をもらす。晴頼、大いに忿(いか)り之を刃傷す。これにより鷹の良薬たることを知り、弟切草と名づく。」とある
なんとも物騒な名の由来である。
オトギリソウは生薬名「小連翹」
現在でも流通しており、止血、打ち身、腫れ物には外用し、鎮痛、生理不順には煎じて飲む民間的な利用がある。
上郡町逍遥 スイバ ― 2022年06月09日
あぜや野原でよく見かける雑草だが、しっかりと薬草でもある。
茎葉、根にはシュウ酸、シュウ酸カリウムを含み酸味があることからこの名がついた。
民間的には、皮膚病、腫れ物には外用し健胃、整腸、解熱などに用いられる。
若芽をおしたし、和え物、煮びたしにしたりする。
茎葉、根にはシュウ酸、シュウ酸カリウムを含み酸味があることからこの名がついた。
民間的には、皮膚病、腫れ物には外用し健胃、整腸、解熱などに用いられる。
若芽をおしたし、和え物、煮びたしにしたりする。
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