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キキョウ一番咲き2021年07月02日

キキョウ一番咲き
今年のキキョウ一番咲き

キキョウは漢方古方派の重要な生薬。

徳川将軍の御典医となり、明治になり宮内省侍医となった浅田宗伯が著した古方薬議には

「味辛温、胸脇痛むこと刀刺の如きを主り、咽喉痛を療し、痰を消し、癥瘕を破り、血を養い、膿を排し、竅を利し、嗽逆、口舌瘡を生じ赤目腫痛を治す」

古方の処方である桔梗湯、排膿散などは桔梗が配合された薬味少なくシャープな効き目の漢方薬である。

この清楚な花の根にどれだけのパワーが秘められているのだろうか。

さりげない一日2021年07月06日

サザエのつぼ焼き
今日、日生の星尾豆富店のご夫婦のご来訪の際、星尾豆腐をお土産にいただいた。
奇しくも同日、上郡町で親しくしていただいている方らかサザエをいただく。
これなんとも幸福なことであろうか

ということで今日は、急遽、我が家の庭での夕食となる。

サザエ・栄螺・(佐佐伊)
気味:甘平
主治:目を明らかし、渇を止め、水を利し、酒毒を解する。

豆腐
気味:甘鹹寒
主治:熱を引かせ、血を散じ、赤眼、腫病を治す。脹満を消し、大腸の濁気を下し、久利(下痢)を止め酒毒を解する。
また、本朝食鑑には、「油で揚げたものには、醤油で煮て食べると味は極めて美い」とある。

つまり、サザエと豆腐を食するは、醤油一味にて食し、左党にとっては、もっぱら良となす食となり感謝の念に堪えない。

ちなみに星尾豆富の厚揚げは、外がパリッとして中がなめらかでクリーミー、揚げ豆腐の真骨頂ここにありという感がある。

ちなみの私の好みの星尾豆富は、おぼろ豆腐、木綿豆腐、揚げ豆腐、ごま豆腐。

感謝!感謝「!

愛鷹麝香草 開花2021年07月07日

愛鷹麝香草
シソ科の多年草(山野草)

ぽつりぽつりとまばらに咲いていく
麝香草といっても本来の麝香の香りはしない。
上郡町 城下農園の苗

白桔梗2021年07月07日

白桔梗
白桔梗が開花し始めました。
日本漢方古方派の泰斗、吉益東洞が著した薬徴には
「濁唾腫膿を主治とする」
薬徴によると白色は薬効に劣るとされていが、観賞には白色の清楚さは爽やかで涼しげで目にやさしい感がある。

バジルの花2021年07月08日

バジルの花
我が家の食事は欠かせない
バジル

この春、種まきから育てたバジルの開花
一部は摘花しもう少しバジルの葉をいただき、残りは種を取れればいいかな・・・

ディルシード収穫2021年07月10日

ディルシード
和名:イノンド
漢薬名:蒔蘿子

古代エジプト時代から栽培されていたことが分かっており、ピクルスを作る時の定番スパイス。
若葉が採れた時には、若葉をピクルスのスパイスとし、種子もピクルスに使用しようかなと・・・・

鎮静、健胃、解毒、利尿作用が知られている。
本草綱目には
気味:辛温 毒なし
主治:「脾を健やかにし、胃気を開き、腸を温め、魚肉の毒を殺し、水臓を補し、腎気を治し、筋骨を壮にする」(日華)
※水臓は腎臓・膀胱のこと

ミョウガ収穫2021年07月13日

ミョウガ
今からが旬のミョウガ(蘘荷)
いわゆるミョウガの花のことで茎の近くから生えてひょろっとした花を咲かせる。

本朝食鑑には
「俗に蘘荷の子といい、香の物とすればよい」
気味:苦甘微温 無毒
主治:鬱を開き、食を進め、邪気を除き不祥を祓う

食の歴史は古く延喜式(平安中期)の内膳部に記載されている。
ちなみの「物忘れする」というのは迷信に過ぎないと牧野富太郎は言っている。
茗荷の爽やかな香りとシャキシャキした食感は夏の薬膳には欠かせない薬味。

オオシオカラトンボ♀飛来2021年07月21日

オオシオカラトンボ
今年もオオシオカラトンボ♀飛来
夕方庭の水やりをしても
蚊に刺されないのはトンボのお陰かな

夕映え2021年07月27日

夕映え
東の空に見る夕映え
上郡町

Twilight Time2021年07月27日

Twilight Time
漢方芍薬堂からの夕暮れ
毎日違った景色を楽しませてくれる