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牡丹 開花2021年04月12日

牡丹
今年も牡丹が元気よく開花
ここ一週間気温も上がり
一気につぼみがほころび始め
開花

半開の牡丹の花
まさに貝原益軒の養生訓にも「酒はほろ酔い、花は半開」
と花の見時は満開の一歩手前が良いと言っている。

奈良時代、平安時代はもっぱら薬用として栽培されいていたが江戸時代になって観賞用として栽培されるようになった。
古来別名「フカミグサ、ナトリグサ、ヤマタチバナ、ハツカグサ」さどとも呼ばれていた。

日本漢薬では、重要な生薬の一つ
牡丹の根の芯を抜き牡丹皮として多くの処方に配合されている。
日本漢方隆盛時代の漢方医が著した書物にも牡丹皮の記載がある
古方薬品考(内藤蕉園1840)
「味辛く微に苦く寒降、芳散す。故に能く血を活し、煩熱、血熱を清涼にす。」
薬性提要(多紀元簡1807) 「味辛寒、血を和し癥堅を破り、瘀血を去る。」
まさに瘀血をさばく代表的な生薬の一つ

とにもかくにも堂々たる存在が春の庭を引き締めてくれる。

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