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蛍狩り2020年06月07日

蛍狩り
ご近所さんにお誘いいただき
初の蛍狩り

うつろな光が
幻想的な世界を思わせ
時がとまったかのような空間を感じる
うたかたのひと夏に
力の限り光輝く光跡が
瞼に焼き付く

玉ねぎ養生茶2020年06月09日

玉ねぎ養生茶
旬の玉ねぎを沢山いただいた。
旬の野菜は、それ以外の時期と比べると 血管を老化させる活性酸素を抑える 抗酸化力が強いことが近年明らかになってきた。
春どれ玉ねぎもその一つ

玉ねぎ自らが身を守る茶色皮に ポルフェノール類のケルセチンが多く含まれている。
茶色の皮を煎じてお茶にして飲むと
毛細血管中の酸化物質が除去されやすくなり 動脈硬化や血栓の予防に役立つ。
玉ねぎは食味食性は辛温に配当されるので レモンなど酸味を合わせると 飲みやすくバランスの良い食養茶となる。
玉ねぎの皮の隠れた食性を余すところなく 身体に取り込むと同時に人の手で 一生懸命育てられた愛情そのものの玉ねぎパワーと いただいた方のお人柄と笑顔に感謝しながら 身も心も癒されるティータイムとなった。
つやつやとぎっしり詰まった健康的な 玉ねぎを眺めていると薬膳料理の主役に生かしてみたくなるのもその方のお陰とただただ感謝。

【玉ねぎ養生茶の作り方】
玉ねぎの茶色の皮 10g(大玉3~4個)
600mlの水で約半量になまで煎じる
1日3回に分けて温めて飲む

スカシユリ2020年06月12日

スカシユリ
20有余年、分球し咲き続けた
スカシユリが今年も
鮮やかなオレンジ色に咲きました

金銀花2020年06月17日

金銀花
梅雨入り前に出会った金銀花
初夏に白色の花が咲き2~3日すると黄色の花へと変わり。
金と銀が織りなすことから名づけられた。

漢方薬では、茎葉を「忍冬」として、蕾を「金銀花」として
解熱、消炎、利尿目的で使います。

忍冬を配合した処方には
紫根牡蛎湯、治頭瘡一方など
金銀花を配合した処方には
荊防敗毒散、千金内托散などがある。

路傍のクチナシ2020年06月18日

クチナシの花
散歩の途中に出会ったクチナシの花
漢方芍薬堂の庭にも咲くが
野生のクチナシも梅雨の合間の青空に向かって 元気いっぱい咲いている
自然に順応する姿は人の養生にも言えること
自然から学ぶことは殊の外多い

山梔子
薬味薬性:苦寒 血剤
果実を生薬とする
利胆、解熱、止血、消炎、鎮痛作用などがあり
茵蔯高湯、黄連解毒湯、辛夷清肺湯、滋腎明目湯など多くの処方に配合される

天然色素として、栗きんとん、沢庵漬などに色付けに用いられる

コリアンダーの花2020年06月19日

コリアンダーの花
コリアンダー

和名「コエンドロ」
かつては胡荽(こすい)・香菜と呼ばれ、 最近ではもっぱらパクチーの名が通っている
葉は、独特の香り(臭気?)があり タイ料理や中華料理に使われ、好みの分かれる香り

しかし、種子は、スパイスのコリアンダー
香りは、レモンに似た柑橘系のスパイシーな香りで スパイシーカレーには欠かせない

本草綱目には
葉  気味:辛温
   主治:穀物を消化し、五臓を治し、不足を補し、大小腸を利し少腹の気を通じ、四肢の熱を抜き頭痛を止め~云々

子  気味:辛酸平
   主治:穀を消し、食を能くする

キキョウ一番咲き2020年06月21日

キキョウ
今年一番目のキキョウの花
キキョウの根は重要な漢方生薬

吉益東洞「薬徴」には
桔梗 「濁唾腫膿を主治する」とあり
去痰作用、排膿作用の主薬で多くの処方に配合されている

秋の七草の一つ
清楚ですっきりとした花姿が美しい

庭の清涼剤 ギボウシ2020年06月23日

斑入りギボウシ
梅雨の中休み
夏の庭に涼しさを感じさせてくれる< 斑入りギボウシ
お花も楽しませてくれるが
やはり葉に魅力が

雨に濡れた葉も趣がある

ギボウシの花2020年06月23日

ギボウシの花
ギボウシのカラーリーフに
つい目が行ってしまうが
花もなかなか美しい

当帰 すくすくと成長2020年06月24日

当帰
種まきして約2か月
すくすくと育っています
当帰らしい葉っぱになってきました

薬性提要には
「味甘温、血を補い、燥を潤し、内寒(内臓の冷え)を散じ、諸瘡瘍を主る」とある
当帰は、経脈を温めて血を補い気血を調和する力がある

薬性提要は、徳川11代将軍 徳川家斉に侍医を務めた多紀元簡が著したもの