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柚子2022年11月08日

柚子
本朝食鑑から
【青柚子】
6.7月に実を結ぶ。これは酒の味を美(うま)くし、酒の毒を解する。 その小さく青い円子を採り、皮を片(ひら)に刮(と)ぎ、酒盃に浮かべると芳気が相和して最も佳いものである。
あるいは、羹(あつもの)に和して好く、能く菜・魚の毒を解する。

【黄柚子】
黄熟した柚でもやはり菜・魚の毒や酒毒を解する。
あるいは、果弁をしぼって醋を取り、菜・魚・菌の毒を解する。

【実】
気味:酸寒 無毒
主治:食を消化し、酒および魚・菜・菌の毒を解する。
【皮】
気味:苦辛温 無毒
主治:気を下し、隔(むね)を利し、鬱を開き、酒気を遂い、五味を和し、腥穢(なまぐささ)の気を除き、魚・菌の毒を散らす。

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