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西洋サンザシ満開2022年04月29日

セイヨウサンザシ
今年も西洋サンザシが満開

漢方では、この近縁種のオオミサンザシの実を生薬として用いる。
薬味薬性:酸微温 脾胃経に入り消化促進の働きがある。

薬膳では、肉料理に使うほか糖葫蘆、山楂糕などの菓子に使われる。

タケノコ2022年04月21日

タケノコ
旬4~5月
薬味薬性:苦寒
主治「痰を化し、熱を除き、気を下し、水を利し、酒毒を解する」

大昔からもっぱら食用とされており本草綱目にも「医食心鏡」から引用し
「心煩悶を理し、気を益し、水道を利し、気を下し、痰を化し、風熱脚気を理す。いずれも蒸煮して食らう」とある。

竹は、竹細工、家具、道具類、垣根、建築材料などに用いられ、葉は薬用とされる。

竹葉(ちくよう)
古方薬議には
「味苦平、咳逆上気を主り煩熱を除き、痰を消すし、渇を止め嘔噦吐血を治す」とある。
竹葉膏湯(傷寒論)
竹葉湯(金匱要略)

ウド 独活2022年04月21日

ウド
旬 3~5月
薬味薬性:苦温
体を温め、体の水分代謝を促し、風・寒・湿の三邪を取り除き関節痛や皮膚のかゆみ、のどの炎症を改善してくれる.。

冷え症、水分代謝の悪い人、風邪の時、関節痛の時などにお勧めの食材。

漢方では、ウドの根茎を独活といい、発汗、解熱、鎮痛を目的に漢方処方に用いる。
独活葛根湯(外台秘要)
独活寄生湯(和剤局方)

当帰新芽2022年03月18日

当帰新芽
当帰葉は薬膳で重要な
役割を演じる生薬

薬性提要
「味甘温、血を補い、燥を潤し、内寒を散じ、諸瘍を主る」

晩秋の恵2021年11月16日

晩秋の恵
地元、岩木の晩秋の恵をいただいた
秋になり成長が止まった
青トマト、パプリカ、こどもピーマン
今が旬のサツマイモ、柚子
これからが旬の水菜
秋は、美味しい食材が集中する美食の季節
さっそく青トマトの薬膳スパイスカレーを作った
さてさて次は、何を作ろうかな

ミョウガ収穫2021年07月13日

ミョウガ
今からが旬のミョウガ(蘘荷)
いわゆるミョウガの花のことで茎の近くから生えてひょろっとした花を咲かせる。

本朝食鑑には
「俗に蘘荷の子といい、香の物とすればよい」
気味:苦甘微温 無毒
主治:鬱を開き、食を進め、邪気を除き不祥を祓う

食の歴史は古く延喜式(平安中期)の内膳部に記載されている。
ちなみの「物忘れする」というのは迷信に過ぎないと牧野富太郎は言っている。
茗荷の爽やかな香りとシャキシャキした食感は夏の薬膳には欠かせない薬味。

ディルシード収穫2021年07月10日

ディルシード
和名:イノンド
漢薬名:蒔蘿子

古代エジプト時代から栽培されていたことが分かっており、ピクルスを作る時の定番スパイス。
若葉が採れた時には、若葉をピクルスのスパイスとし、種子もピクルスに使用しようかなと・・・・

鎮静、健胃、解毒、利尿作用が知られている。
本草綱目には
気味:辛温 毒なし
主治:「脾を健やかにし、胃気を開き、腸を温め、魚肉の毒を殺し、水臓を補し、腎気を治し、筋骨を壮にする」(日華)
※水臓は腎臓・膀胱のこと

さりげない一日2021年07月06日

サザエのつぼ焼き
今日、日生の星尾豆富店のご夫婦のご来訪の際、星尾豆腐をお土産にいただいた。
奇しくも同日、上郡町で親しくしていただいている方らかサザエをいただく。
これなんとも幸福なことであろうか

ということで今日は、急遽、我が家の庭での夕食となる。

サザエ・栄螺・(佐佐伊)
気味:甘平
主治:目を明らかし、渇を止め、水を利し、酒毒を解する。

豆腐
気味:甘鹹寒
主治:熱を引かせ、血を散じ、赤眼、腫病を治す。脹満を消し、大腸の濁気を下し、久利(下痢)を止め酒毒を解する。
また、本朝食鑑には、「油で揚げたものには、醤油で煮て食べると味は極めて美い」とある。

つまり、サザエと豆腐を食するは、醤油一味にて食し、左党にとっては、もっぱら良となす食となり感謝の念に堪えない。

ちなみに星尾豆富の厚揚げは、外がパリッとして中がなめらかでクリーミー、揚げ豆腐の真骨頂ここにありという感がある。

ちなみの私の好みの星尾豆富は、おぼろ豆腐、木綿豆腐、揚げ豆腐、ごま豆腐。

感謝!感謝「!

ディルの花(イノンド)2021年06月22日

ディルの花
古代エジプト、古代イスラエル時代から栽培されていることが分かってるハーブ。和名イノンド

葉をサラダや魚料理に使いフェンネルににた香りを楽しみました。

花が咲き始め種が採れるのを楽しみにしています。種もまたディルシードとして料理に使います。

昔から種子は、芳香性健胃薬として民間的に使われてきた。

レモンタイム 満開2021年05月31日

レモンタイム
コモンタイムとラージタイムの交配種のレモンタイム。
耐寒性があり花を愛でることも勿論、魚料理には欠かせないハーブ。
その他肉料理にも合い、パウダーのタイムだけではなく生のタイムを使うとより香りも際立ち料理が引き立つ。
我が家の保存食の一つピクルスにも再々登場する。