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大深当帰の花2021年06月01日

大深当帰の花
当帰は、日本漢方の重要生薬の一つで、江戸時代から奈良大和大深地方で栽培されてきた。
江戸時代から、大深では品質の高い当帰を製造するために栽培方法から修治方法まで様々な研究がなされ、最高品質の当帰が産出されるようになり、一時は中国にも輸出されていた。
近年、若手の栽培家によって伝承の品質の高い当帰を継承発展させようとする活動が始まり、今まで活用されてこなかった葉の部分の利用も開発されてきている。
縁あってそんな大深当帰の種をいただき、大切に栽培を始め2年目で開花となった。
一粒のほんの小さな種から、人の病の克服に役立つ生薬が生まれる。
先人のたゆまぬ努力に思いを馳せながら、白いレースのような当帰の花をしばし愛でる。

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