里山の白い花 アオダモ ― 2021年04月13日
漢方芍薬堂の向えに広がる
自然林のあちこちに清楚な白い花を 沢山付けたアオダモ
イチロー選手がこのアオダモで作ったバットを愛用したのは有名。
アオダモの樹皮は、生薬名「秦皮」(シンピ)
トネリコの樹皮も秦皮として同じように用いられる
傷寒論、金匱要略に収載されている白頭翁湯の中の配合生薬。
「熱利下重のものは白頭翁湯之を主る」
消化器に熱があり下痢ししぶり腹を治す漢方処方だが、現在は使われていない。
秦皮は主成分がクマリン配糖体のエスクリンで下痢止め、消炎、解熱、痛風(尿酸排泄作用)、洗顔(眼の充血)などに用いられ、現在は、医薬品ではなく、食品扱いで民間薬として用いられる。
薬性提要(多紀元簡1807)には
「味苦寒、目疾を療し、熱利下重を治す」とある
樹皮を水に浸していると青色の蛍光を発するところからこの名がついたと言われる。
何気なく見過ごしてしまいそうな自然の中にも歴史の奥深さと恩恵を感じる。
自然林のあちこちに清楚な白い花を 沢山付けたアオダモ
イチロー選手がこのアオダモで作ったバットを愛用したのは有名。
アオダモの樹皮は、生薬名「秦皮」(シンピ)
トネリコの樹皮も秦皮として同じように用いられる
傷寒論、金匱要略に収載されている白頭翁湯の中の配合生薬。
「熱利下重のものは白頭翁湯之を主る」
消化器に熱があり下痢ししぶり腹を治す漢方処方だが、現在は使われていない。
秦皮は主成分がクマリン配糖体のエスクリンで下痢止め、消炎、解熱、痛風(尿酸排泄作用)、洗顔(眼の充血)などに用いられ、現在は、医薬品ではなく、食品扱いで民間薬として用いられる。
薬性提要(多紀元簡1807)には
「味苦寒、目疾を療し、熱利下重を治す」とある
樹皮を水に浸していると青色の蛍光を発するところからこの名がついたと言われる。
何気なく見過ごしてしまいそうな自然の中にも歴史の奥深さと恩恵を感じる。
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