シソの実2020年10月01日

紫蘇の穂
刺身の薬味としても欠かせない穂紫蘇

本朝食鑑には
「9月半ば(旧暦)に枯れた時、子を収穫する。子は細かく芥子のようで黄赤色をしている。あるいは、紫蘇子も荏(えごま)油のような油が採れるという。~中略~子も醃(塩漬け)にしたり乾したりするが、いずれも愛すべきものがある。」

本草綱目の蘇 子には
気味:「辛し温にして毒なし」
主治:「風を治し、気を順にし、膈を利し、腸を寛にし、魚蟹の毒を解す」時珍
発明:「時珍曰く、蘇は子と葉と功力は同じであって、風気を発散するには、葉を用いるとよく、上、下を清利するには子を用いる。」
漢方薬では、この使い分けの実際として、虚証に使われる風邪の漢方薬に、香蘇散、参蘇飲がありいずれも紫蘇葉が配合されている。また紫蘇子が配合された漢方薬には、蘇子降気湯がある。

<筆者注>
風=風寒暑湿燥火の六淫の首位で、病の原因となるもので、百病の始まりは風といわれる
膈=食道、気管
風気=風邪
清利=熱をさまし気を通利させる

中秋の名月2020年10月01日

中秋の名月
とりあえず撮ってみました

実りの秋 栗2020年10月04日

栗


本朝食鑑に
「胃腸を丈夫にし、腎気を補し、飢饉に耐える」
搗栗にするとさらにその効が勝るとされている

黒豆枝豆2020年10月04日

黒豆枝豆
毎年、上郡町の生産者の方から買っている
黒豆枝豆
このシーズンならではのお楽しみ

【本朝食鑑】から
気味:甘平 無毒
主治:腎臓病。血を活し、排尿をよくし、気分を穏やかにし、諸々の風熱を除き、一切の毒を解する。

強飯(こわいい)には、赤豆(あずき)を加え蒸して造るものもあれば、黒豆を加えて蒸して造るものもある。あるいは石飯ともいうが、それは堅硬であるためであろうか

アシタカジャコウソウ(愛鷹麝香草)2020年10月08日

愛鷹麝香草
愛鷹麝香草

ひっそりと咲きながらも存在感のある山野草

ピンク セージ2020年10月08日

ピンクセージ
サルビア・ミクルフィラ
(ピンクセージ)

花期が長く庭に彩りを与え
時期により白とピンクのバランスに変化があり楽しませてくれる

落葉2020年10月08日

落葉
日一日と深まる秋
それを告げるがごとく落葉

本格的な落葉シーズンになるとそんな悠長なことは言っておられないのだが・・・

キンモクセイ(桂花)2020年10月08日

金木犀の強く甘い香りで秋を感じる人も多いのではないでしょうか。
なぜ動物のサイ(犀)の字がつくのかというと、木の肌の感じがサイの肌の感じに似ていることに由来するらしい。

生薬名は「桂花」
薬味薬性:辛温
体を温め、気の流れを良くし、ストレス、胃炎、低血圧、不眠などに良い。
乾燥した花を薬酒、お茶にしたり、砂糖で煮詰めジャムの様にしたり、塩漬けにしたものを「桂花醤」として、デザートや料理に使います。

夕映えの千種川2020年10月08日

夕映えの千種川
台風接近の合間
夕映えの千種川
茜色に輝く得も言われぬ風景に
目が釘付けに

一粒 山査子2020年10月13日

山査子
今年花付が悪く
孤立無援とばかりに
深紅の実を鮮やかに誇示する
山査子

山査子
薬味薬性:酸 微温 脾 胃経に入る
 消化を助け、食欲不振や腹部膨張感を解消する働きがあり啓脾湯に配合されている。
古方の薬味ではなく配合処方は少ない。
もっぱら薬膳、薬膳茶、薬膳酒などにも用いられている。