立てば芍薬2020年03月13日

これから開花に向けて日に日に伸びるのが楽しみ

芍薬はボタン科の植物で奈良時代に 渡来したといわれています。

芍薬は多くの漢方処方に用いられている 重要な生薬です。

花は牡丹とよく似て区別ができませんが、 芍薬は草本植物で冬期には地上部分か枯れる多年草です。
主成分は配糖体ペオニフロリンです。

 「立てば芍薬」とは、精神状態によって起こる腹直筋の緊張や内臓下垂などにより腹直筋で吊り上げている状態。
漢方ではこれを拘攣、拘急という表現をしますが、この腹証を発見し芍薬証としたのは日本漢方の古方家である吉益東洞です。

 芍薬は、腸管の水滞を捌くことで下痢を止め筋を緩め、結果気症、血症にわたる様々な症の緩和に働きます。

吉益東洞の芍薬証の発見で水滞の多い日本人がどれだけ救われたことであろうか。

※吉益東洞は、日本漢方の古方派を代表する医であり、日本近代医学中興の祖である。

5月の中頃が楽しみです。