梅のお話し その一2020年03月07日

坂本梅林園の白梅(
 梅は中国原産で、万葉集で歌われているところから、それ以前に日本に渡来した物と思われます。
最初は、烏梅(ウバイ)として漢方薬の薬剤として渡来しその後、梅の苗もしくは種が入り栽培されました。
漢方では、烏梅丸(傷寒論・厥陰病)に使いますが、現在の一般用漢方処方の中にはこの処方はありません。
 烏梅は青梅を藁の火で燻製にしたものです。

 梅の学名にmumeとありますように昔は梅を「むめ」と呼んでいました。
実際の発音は「ンメ」だったようです。烏梅を中国語で発音すると「ンメ」となりそれが「うめ」となったのか、梅を中国語で発音すると「イメ」となり、それがなまったとの説があります。
江戸時代後期には「うめ」と発音していたようです。
その様なことから学名もPrunus mume Sieb.et Zucc.となったと思われます。

 この学名をつけたのが江戸時代後期に来日したシーボルトです。
学名の最後にありますSieb.et.がシーボトで、Zuccはツッカリーニでプロシアの植物学者でシーボルトの共同研究者で「日本植物誌」を一緒に書いた人です。
この二人によって学名がつけられた日本の植物は沢山あります。


画像は上郡町の坂本梅林園の白梅(2020.3.6) #薬膳 #漢方薬 #梅 #上郡町 #むめ

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